2009年5月5日火曜日

本日のおすすめ1

秦荘紬(はたしょうつむぎ)


  個性的な柄付けが多い紬

由来は滋賀県 秦荘町から。しかし2006年の市町村合併により秦荘町、愛知川町は愛荘町へ改名。
この地域は6世紀に大陸から渡ってきた秦氏が機織りの技術を伝えたことから養蚕が盛んに。 良い繭は売り、絹糸にならない不良の繭「屑繭」から糸を紡いで、織った「紬」を自家用に着用していた。
この絹織物に近江上布(麻織物)に受け継がれる「櫛押絣(くしおしがすり)技法」という特殊な染織技法を取り入れ、織り上げたのが秦荘紬である。1反を仕上げるのに約1ヶ月を要するとのこと。(滋賀県HPより)


写真は柄が繋がっている訪問着です。上段の大きな柄から徐々に小さく細かく織られています。落ち着いた地色に個性的な柄付け、とても楽しい作品です。





オリエンタルな取り合わせで

三つ目の写真は帯屋捨松製の紬地綴織八寸帯をのせてみました。着物・帯ともに、異国情緒漂う雰囲気なので、面白いです。
その他、幾何学的な柄や無地感覚でもあうと思います。
写真は綴名古屋帯ですが、洒落袋帯のほうが合う種類が多いでしょうね。
帯締めは蜜柑系やカラシ系、緑系などがバランスがとれると思います。


HPはこちら 
http://www.kimono-seki.com/

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