2010年5月1日土曜日

長襦袢

      楊柳(ようりゅう) 長襦袢



  
「楊柳」とは


本日の作品は楊柳の長襦袢です。

上段の写真にて「楽しい長襦袢」でも紹介していますが、シボの雰囲気を分かってもらおうとアップにしたのですが、柄がイマイチ分かりにくかったので、改めて「おすすめ」で取り上げてみました。どうぞご了承下さい。

服地では、綿や綿麻の生地で「クレープ」という名で見聞きしていると思いますがこちらは絹100%です。

「楊柳」とは柳の木の総称で、「楊」は猫柳、「柳」は枝垂れ柳 からきているそうで、柳の葉を重ねたように「しぼ」が現れるので、そう呼ばれています。

「ひとえ」に最適の着心地

【楊柳の特長】

* 美しい縦しぼが見た目に涼感がある。

* さらっとした肌触りがとても心地よい。

* 吸汗性、速乾性に優れている。

* 風通しがいい。

* 丈夫でハリがあり、通常の襦袢地に比べ、しわになりくにい。

など、これから次第に暑くなっていく季節、特に「ひとえ」の時期に着る長襦袢としては最適です。
柄自体も、裏地の無いひとえの着物の下から写りにくいように、あっさりと抑え目に描かれています。

サラッとした着心地が気持ちよいお洒落な長襦袢です。季節の変わり目に着用する襦袢としてどうぞご愛用ください。

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