楊柳(ようりゅう) 長襦袢
「楊柳」とは
本日の作品は楊柳の長襦袢です。
上段の写真にて「楽しい長襦袢」でも紹介していますが、シボの雰囲気を分かってもらおうとアップにしたのですが、柄がイマイチ分かりにくかったので、改めて「おすすめ」で取り上げてみました。どうぞご了承下さい。
服地では、綿や綿麻の生地で「クレープ」という名で見聞きしていると思いますがこちらは絹100%です。
「楊柳」とは柳の木の総称で、「楊」は猫柳、「柳」は枝垂れ柳 からきているそうで、柳の葉を重ねたように「しぼ」が現れるので、そう呼ばれています。
「ひとえ」に最適の着心地
【楊柳の特長】
* 美しい縦しぼが見た目に涼感がある。
* さらっとした肌触りがとても心地よい。
* 吸汗性、速乾性に優れている。
* 風通しがいい。
* 丈夫でハリがあり、通常の襦袢地に比べ、しわになりくにい。
など、これから次第に暑くなっていく季節、特に「ひとえ」の時期に着る長襦袢としては最適です。
柄自体も、裏地の無いひとえの着物の下から写りにくいように、あっさりと抑え目に描かれています。
サラッとした着心地が気持ちよいお洒落な長襦袢です。季節の変わり目に着用する襦袢としてどうぞご愛用ください。