夏 染め名古屋帯
変り織がより楽しい
本日の作品は夏の染め名古屋帯です。
絞り染めを施した可愛らしい柄と生地が石畳文様に織られていますので、近くでみるとより楽しい雰囲気になりますね。
とんぼに露芝に蛍など夏の着物や帯によく登場するキャラですが、やはり描く人によってこうも変わるかというのがよくわかります。
前柄部分は賑やかにに描かれていますが、さわやかさとほのぼのとした雰囲気が感じられ、なんともいえない世界観に思わずニンマリしてしまいます。
出かけたくなる帯
右の写真は夏の紅花紬にあわせてみました。
これは色合わせ重視であわせてみましたが、実際の帯合わせは物凄く楽チンでしょうね。
生地のシャリ感と楽しい柄付け、古典のよくあるモチーフを独自の世界観で涼しさの中にほのぼのとした温かみを感じるお洒落な帯です。
コーディネイトの楽しさを十分堪能できる帯として、着物でお出かけするのが待ち遠しくてたまらない一本になるでしょうね。