繭から生糸を引き出す際、まず糸口を見つけますが、その時に繭の上層の糸にならない部分が取り除かれます。
それを集めて乾かしたものが「きびそ」と呼ばれていますが、それはもともと蚕が繭をつくる時、最初にはき出す糸なので、太さが均一でなかったり、よれたりするため「糸くず」として大半が廃棄処分されていたそうです。
キビソの生地は、シルクのなめらかな肌触りとは異なり、ごわごわと硬く張りがあるのですが、シルク同様、吸湿性・抗菌性があります。
それは、水溶性のたんぱく質セリシンが豊富に含まれている為なのですが、近年、高い保湿力・紫外線吸収力・そして抗酸化作用の働きがあることが注目され、薬品・化粧品・医療用品の素材として研究や試作が盛んにおこなわれています。
気軽に締めてお出かけを